東京の展示会は対会社のビジネスモデル
展示会をすることで売りたい人と買いたい人の橋渡しをすることが出来ますし、今後の仕入れやブランドの傾向などを調査する場でもあるのです。チャンスの場であると同時にブランドの価値は正確に見られており、逆に評判を落としてしまうことになるかもしれません。展示会は企業によっては諸刃の剣になりますが、展示会をサポートする会社にはビジネスチャンスです。東京には数多の会社が存在しており、メーカー機能やサービス機能を販売しているだけではありません。
広告代理店やイベント運営会社のように、企業をサポートすることに特化した業態も少なくないのです。東京には数々の企業の本社機能が集約している関係上、こうした宣伝やプロモーションに特化している企業も数多く存在していることになります。マーケティングだけを担当していたり、コンサルティングだけを生業にしている企業もあるぐらいです。製品やサービスではなくノウハウやスキル、人脈や制度の運用の仕方などを伝授することで対価を得ています。
一部のコンサルティングはコストカットを目的にしたリストラを遂行しますし、キャピタル会社は会社の株を買い占めてから、経営改善をして高く売ることで利鞘を稼ぐのです。東京にはこうした対企業のビジネスモデルを持った業態も少なくありません。展示会などは参加者を募り、ブース単位で貸し出して売り上げアップに貢献してサポートします。売り上げが良ければ次のシーズンも利用してもらえるし、サポートが不足していたら切られてしまうのです。
東京で対企業の経営を行うのは、言うまでもなくシビアな話の連続です。